
おこんにちは!ガル山(@GaruGaru_nyaaan)です!
今日はガル山家の機能不全家族っぷりをご紹介したいと思います。
現在は毒母が改心し強くなりましたし、また父もすっかり丸くなったため落ち着いていますが、一時は本当人大変でした。
自分の家の機能不全家族を疑っている人にも読んで欲しい記事です。
典型的過干渉な母、無関心な父
タイトルには典型的過保護な母、無関心な父と書きましたが、昔からそうだったわけではありません。
小学校中学年まで父は本当によくわたしたちと遊んでくれたし、母はいつも明るく、笑いの絶えない家庭でした。
問題はわたしが小学校高学年になったころ、つまり思春期を迎えたころのことです。
父は人の感情や考えについて思慮したり、深いところまで思考を巡らせるのが不得手な人です。
思春期特有の事象や、子供の変化についてくることができなかったのです。
まるでまだ小さな子供を扱うようにわたしに接してくる父。
心理的な溝ができていきます。
母は身体障害のある末の弟の介助をひとりでしょい込みすぎ、疲弊していきます。
それはわたしへの依存強めただけでなく、父との心理的な溝につながります。
そして気持ちの面に無頓着な父、問題をしょい込みすぎて本質が見えなくなった過干渉な母ができあがっていきます。
両親の社会的立場
父は仕事で高卒ながらそこそこの立場になりました。
年収は1000万を軽く超えていたと言っていました(今はとっくに定年してます)。
このことは父を『自分は偉い人間だ』と錯覚させ、自分が正しいと思い込むことの材料になります。
一方母は専業主婦です。
しかし 専業主婦になったのは父の希望であり、母は仕事を続けたかったそうです。
不本意ながら専業主婦でいるという立場です。
このことで母は『夫(父)のせいでこの立場に甘んじている』という不満感を抱くことになります。
両親の仲が良かったころは問題にならなかったこの2つのことが、問題を大きくしていきます。
お互いがしてやってるの気持ち
父は働き、給料を稼ぎ、わたしたち家族を養います。
食わせてやっているという気持ちが芽生えます。
母は家事をし、わたしたち姉弟の面倒をみます。
誰のおかげで働けているんだという気持ちが芽生えます。
コミュニケーション不足からお互いが『こんなにしてやってるのに』と思いあうようになってしまったのです。
コミュニケーションをとらない
ガル山家の両親の場合、それぞれが思っていたことを言語化せず、ちゃんと向き合わずに互いが沈黙したことが大きな原因でした。
たとえ怒鳴りあいになったとしても、まずはお互いの考えをぶつけるべきだったのです。
いつも母が風邪をひくと、父が「何食べたいか聞いてきて」と母のもとにわたしを送り出し、母は母で「〇〇が食べたいって伝えて」と、直接話せばいい内容も全てわたしを通してしか話せなくなっていました。
心理的な揺さぶり
母の愚痴はいつも決まっていました。
「こんなことガルちゃんにしか話せない。こういう仲のいい関係でいられて本当に良かった。」
と言うのです。
そうやってわたしを心理的にしばりつけ、逃げられなくしていました。
一方でダブルバインドもします。
自分で服を選んだとしても「ガルちゃんの好きなの選びなさい。お母さんはこっちの方が好きだけど。」と、矛盾した言葉をかけ動揺させます。
いつも父と母の喜ぶよう喜ぶように行動していました。
メルトダウンを起こす母
今思えばあればメルトダウンだったと思います。
小学生のある時。父になじられた母は、隣の家にまで聞こえるような大声で絶叫し、泣き叫びながら家を飛び出すということがありました。
父は自分には関係ないという顔で自室に戻ってしまい、わたしはひとり居間に残って夜中1時頃まで母の帰りを待つことになります。
それが1度や2度の話ではないのです。
気に入らなければ怒鳴り散らす父
父は言葉での表現や、人の気持ちを深く考えることが苦手です。
すこしでも話が複雑になり、自分が気に入らなくなると顔を真っ赤にして大声で怒鳴り散らします。
もしかしたらこれもメルトダウンだったのかもしれません。
他の家族は力では勝てないため、黙るしかありません。
こうしてガル山家では、本当に向き合わなければいけない重要な話ほど話されなくなっていきます。
外ではいい人たち
しかし 毒親あるあるなのか、外ではいい人たちなので気付かれることはありません。
末の弟を献身的に介助する母、家族を旅行や外出にマメに連れていく父。
段々と「親をああさせる自分が悪いのではないか」という思考になっていきます。
真綿で首を締める
ここまで読んで「こんなのある程度はどこの家でもあるんじゃないか」と思った方、あなたの家は機能不全家族かもしれませんよ。
機能不全家族は真綿で首を締めるようにじわじわと精神を蝕んでいきます。
機能不全家族について、一度考えてみませんか?
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